帰ってから松ぼっくりにマニキュア
でお化粧してあげた
夕方から兄弟・孫・子総勢14人で、新年会と称して、北品川の居酒屋「牧野」に「東京湾のあなご」を食べにいく。
なにしろ、私の兄弟はのんべぇ、食いしん坊のエッセンスみたいな連中で、姪の長男の大学生などは、酒屋でアルバイトするくらいなのだ。
でも私は下戸!カシスソーダでおだをあげる。
戦い済んで……
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5日 一ツ橋の学士会館で落語。「こはん」さんはとても古典が上手。「味噌ぐら」、「ねずみ」をたっぷりと熱演した。会場がとても暑くて、気分が悪くなりそうな頃、幕間に冷酒5本と冷茶が提供される。気が利いている。
私は冷茶でセデスを飲んだ。
8日 初泳ぎで、肋間神経痛をおさえて、おっかなびっくり新宿のプールに行く。
閉店を前にして、だいぶ空いてきた。
でも私の回りは皆揃っている。最初からいるので、閉店の最後を看取りたい?という思いの人が多いようだ。私もそのひとり。
昨日あたりから胸にピンク色のあざ。まだ痛い。
帰りに整体に行って、見せたくないボディを公開したら、これはヘルペスだから、すぐにお医者さんにいくべし、整体なんてやってないで。と言われ、びっくり仰天して行きつけの皮膚科にいく。
先生があきれたように、どうして早くに来なかったの?もう峠だよ。うーん、これがかの有名なヘルペスか!と感激するが、帰りに処方箋を持って調剤薬局に行ったら、薬の余りの高値にまたまたびっくり!保険3割負担3日分で、4000円ちかくかかった(でもこの痛み止めは効かない)。
9日 去年からの約束で、男性3人のお客様。昨日お医者さんに行ったので、どうにかお相手がつとめられた。
それでなかったら、肉体的・精神的にもたなかったかも。
来週ユトリーバの音録りをするので、その助っ人をお願いしたのを、皆様とても気持ちよく引き受けてくださる。夕方まで楽しく音あわせをした。
音楽とは音を楽しむものなのに、ときどき「音学」と勘違いする人が居て、困るなあ!
14日 今年2回目のデーホーム。先週は胸が痛くて息がうまく吸えず、電子ピアノの音を大きなオルガンにして、どうにかやったが、今日はだいぶ楽に歌えた。久し振りでメンバー皆さんの元気なお姿に接して、こちらも元気を頂いた。
でも暮から姿の見えない方が数人。気になる。
4日 夫と娘の3人で、澁谷のオーチャードホールに
ブルガリア国立オペラの「こうもり」を見に行く。私
の一番好きなオペレッタで、楽しかった。でもまだ肋
間神経痛は治らない。
帰りに澁谷の「みどりずし」で、1時間待ち!それ
でも薬を飲みながら、辛抱強く待って食べてきたけれ
ど、市場がまだお休みで、すし種が不足していた。
待っている間に、店員さんが、「材料が少ないので、
なるべくセットものにしてください」といって歩く。
言われたとおりセット物を注文したが、カウンターで、
葉らんの上に1貫ずつ出してくれるのがうれしい。
「こうもり」終演後のカーテンコール
16日 ユトリーバ1月例会。去年からの課題だった5周年記念のCDのための音録りを、頼りになる男性陣のワタナベさんにやって頂いてから、皆で新年会をするため近くのおすし屋さんに繰り出す。
もう大賑わい!今日は男性5人の参加で総勢14人。
やっぱり男女交際はいいなあ!わたし、男ずき!
CDが出来たらこのホームページに載せるつもり。
19日 とどの会の新年会で、お昼赤坂「WAKIYA」に行く。TBSの近くの、昔の料亭を改造した四川料理のおいし〜いお店。
30年近く毎月5000円の積み立てを続けているけれど、中々旅にも出られず、これからはせっせと食べ歩きましょう、ということになって、従って今日も一円も出さず、得した気分。楽しくて胸の痛みが間歇的になる。
「WAKIYA」の花束のような前菜
右端を食べてから写真の撮り忘れに
気がついた(これなんだっけ?)
食後そのまま赤坂見附まで散歩して、弁慶橋を渡り、ニューオータニの喫茶室で夕方まで粘る。
窓越しに見るホテルの庭は、今日は年配の和服姿が多かった。お茶会でもあったのかしら。
私はそのまま、四谷まで上智大学の土手沿いに、松ぼっくりを拾いながら歩いて、南北線で妙蓮寺までIさんのご主人のお通夜に行く。どう考えても一度家に帰るのが無理と思い、朝からアクセサリー以外は喪服だったわけ。冬はコートがあるのと、最近は黒い服が通常に着られるので、助かる。
ご不幸のあったIさんには申し訳ないけれど、いろいろな感情の交錯した一日だったので、帰ったらぐったり。
21日 1月のお人形作り例会で、3人のお友達が来て
くださる。私はデーホームからお昼のお弁当を買うた
め駅前の京樽に寄ったので、我が家に遅刻する。
お人形はだんだんに個性が分かれて、とてもとても
面白い。
去年の12月から、私の部屋にご招待することにしたら、
皆様リラックスして、帰りたくない、泊まって行こう
かな、とうれしいことを言ってくださる。
私はとてもお友達に恵まれている。皆様ハイグレー
ド揃いで、それを心の核の部分にしまって、ちらりと
も見せず、自然体で謙虚で、素敵な方ばかり。
なにしろこの規格はずれの私を容認してくださるんだから……。
23日 初雪。寒い一日だったが、豊洲のららぽーとの「ドゥスポーツ」へ行く。
3月いっぱいで、30年以上通った新宿の「ドゥスポーツ」がクローズするので、下見に行ったのだが、築1年でとても綺麗だし、我が家からも日比谷で1回乗り換えと意外に便利なので、即日移籍の手続きをとった。プールとサウナを満喫したあと、既に移籍ずみで今日付き合ってくださった新宿メンバーのTさんと、運河べりのレストランでお昼のハンバーグランチを美味しく食べた。
食事中に雪が雨に変って、いっそう寒くなった。体験ツアーの好きな私は、帰りに新橋まで30分都バスに乗った。こんな空模様なのに、銀座は賑わっている。流石にバスを降りなかったが。
すこし生活のリズムを変えたので、ヘルペスも回復の傾向にあり、痛さが痒さに変りつつある。
今になって、左手の親指の爪が生え損なっているのに気が付く。爪が出来る時に体調不良となったらしい。
24日 記録的な爆弾強風が吹いて、新宿のバス停の屋根が飛びそうだった。気が付かないで立っていたら道路測量の人が「奥さん危ないからこっちに離れていたほうがいいですよ」、と教えてくれたけれど私は風の音で聞き違えて、ビルが揺れていると思ってしまい、ずっと高層ビルを見つめていたが、さすがにビルは揺れず、しばらくして、頭の上の屋根が飛びそうなのに気が付いた。
屋根の下にいたのは私だけで、皆離れて立っているというのに、わたしったら。
26日 朝、何気なくテレビを見ていたら、NHKの世界遺産の時間で、雲南省の梅里雪山の氷河、続いてアラスカ・マッキンレーと氷山が映り、どちらも数年前に行ったところなので、夫と懐かしく視た。
梅里雪山の氷河は1時間半かけて馬で登ったが、私の馬は崖側が好きで、谷ぎりぎりを歩き、恐かったことなどを思い出した。
このとき1頭の馬が暴れて、帰りは順繰りに違う馬に乗る嵌めになり、鐙(あぶみ)が長すぎると必死で言ったのに、だれも気がついてくれず、山を降りたときは股関節が外れたかと思った。
アラスカでは、氷山が大きく崩れて、乗った船が横波を食らい、ダッシュして向きを変えたっけ。それにしてもアラスカの蟹は美味しかったなあ。現地の人は蟹味噌は捨てるそうで、こんな美味しいものをどうして?!と勿体なく思い、捨てないで持ってきて、と頼んだ。
この旅では、初めてオーロラを見たり、真近でグリズリーが出現、警告で小屋に非難したのも、懐かしい思い出だ。
27日 からりと晴れる。目が覚めたら体中がいぶし臭くて、目が回りそう!あわてて起きる。
まわりを調べると、髪の毛から下着まで臭っているので、朝の仕事はシャンプーから洗濯で始まった(当たり前のことだけど怠け者の私としては快挙!)。
午後ホームページを更新する。ついこの間、今年は月1回の更新と発表したばかりなのに、ヘルペスがよくなったら早速気が変った。
こういうのを朝令暮改って言うんでしょうね。でもこれ師匠の命令!
30日 ゆうべ10時に寝てしまったら、2時半に目が覚めてしまった。どうにも寝付かれず、下へ降りていってカモミール茶をいれて飲んだが、益々目が冴えてしまう。
3時半ごろ、続けて3台のバイクの音。
新聞配達って大変な仕事だなあ。何時に寝るのかしら?閉めたブラインド越しに、上弦の月が煌々と照って今日も晴れらしいので、寝ているのが勿体なくなる。
5時になってもう起きよう!と思った途端、睡魔が襲ってきて、次に目覚めたら8時半だった。
せっかく決心した早朝の洗濯は、9時からのスタートとなる。
お互いに一日中フリーだったので、友人の礼子さんと、午後のピアノデュオを楽しむ。今月からモーツアルトの「2台のピアノためのアダージオとアレグロ」。大好きな曲だ。固まったストレスが音を立てて溶けてゆく。
1月は瞬く間に過ぎてしまった。読み返してみると、今月は食べすぎ!
それにしても我ながら、面白くない日記だなあ!